さて、いよいよ始まりました、
「ボレー職人への道」
ここではダブルスで重要なショットの1つ「ボレー」に特化して、
色々と現場で頂いたお悩みを中心に、
私の着眼点で解釈し、改善できるようなアドバイスをしていきます。
あなたが・・・
○これから目指す理想のボレーを打つために。
○ダブルスで試合に勝つために。
少しでもお役に立てれば幸いです。
さてでは「なぜボレーを選んだのか…」ですが、
それは、詳しくはプロフィールを見ていただくと分かりますが、
シンプルに…
「ボレーが好きだから!」
コレです。
強いて言うとすれば、
ちょっと自画自賛的になりますが、
「君のボール、いやらしい(打ち返しづらい)ね」とか、
「この場面でそこに打つんだ」とか、
「ボレーの打ち方教えてください」とか、
私がボレーを思い通りにコントロールして打っているのを見て、
たくさんの方からお声掛け頂くことが多くなりました。
それがちょっと…いや、だいぶ嬉しかったりします笑
なので、その感覚をあなたにも味わって欲しい!
と思いまして、このブログを書くことにしました。
本来、教えるならおひとりずつゆっくりお話して、
問題点とどのようにしていきたいか、を聞いて、
1つずつご回答できれば良いのですが、
グリップの持ち方、
ボレーの構えから、テイクバック、インパクト、
そして次のボールに備えるまで、
一人ひとり全く違いますし、
打ちたいボールの種類も違います。
そうなると付きっ切りで見ないと意味がないですし、
完成までには時間がかかります。
それなら一方的ですが、
私のボレーの考え方を全て発信して、みんなでコツを掴んじゃえば良いじゃん!
と思いまして、
リアルにお伝えしている事を、ここに発信して行くことにしました。
◯ひとつの考え方
「ダブルスで試合に勝つには、 ボレーでコントロールする事が重要」
です。
細かい理由はたくさんありますが、私の体験をちょっと書きます。
社会人になったばかりの週末プレイヤーだった頃、
私は特にストロークを打つのが大好きで、
ボレーの優先順位はとても低く、
サーブとストロークを強化し続け、
” 打っていて気持ちの良いテニス “
を目指していた時期がありました。
ただ、それだけでは、至る所で、実際に後味の良くない結果をもたらします。
「シングルスは勝てるけど、ダブルスで試合に勝てない…」
もちろん社会人テニスサークルなどに入るとダブルスがメインですから、
ボレーはかなり重要な位置を占めます。
しかし、その頃の私はボレーの魅力を全くと言って良いほど感じていませんでした。
むしろ逆に、ボレーが上手い方を見て、
「あんなボレーが打てたら良いなぁ…」
と思うこともしばしば。
ミスしたら…
「ドンマイ!」
それくらいに思っていました(苦笑
(ミスったの自分なのに…当時のペアには申し訳ない…)
本来それではペアや仲間に失礼ですから、何とかしなければなりません。
そこで周りや色んな方に打ち方、考え方など話を聞いたり、
あーでもない、こーでもない、議論を重ねたり、
コート上でトライ&エラーを繰り返し、時間を積み重ねた結果、
「自分でコントロールするボレーの打ち方」
ができるようになりました。
すると、私のイメージした試合展開に持っていける確率が高くなり、
しっかりポイントも取れるようになり、
自己嫌悪に陥らないテニスが出来るようになりました。
◯どのようにすれば良いか?
1番はココ!
「ボールをコントロールするには、ラケットをコントロールする。」
です。
当たり前だよ!
と突っ込まれそうですが、
では、そんなあなたへ次の質問です。
” 自分が構えてる時 “
” 自分が打ってる時 “
” 打ってから体勢を整える時 “
“ 相手が打ってる時 ”
に
“ 自分のラケットがどこにあって ”
“ そのラケット面がどこを向いていて ”
“ 自分の体勢がどうなっているか ”
です。
あなたはこのそれぞれの状況をご自身でわかっていますか?
いや、感覚として持っていますか?
感覚を持っていたら、
かなり色んな場面のボールに対応でき、自分の打つボールをコントロールできてる、
と思います。
もし持っていなければ、
「これらの感覚はあった方が良い」
と私は思います。
そのような
「持ってたらいいな」
というのも、状況に合わせてお伝えして行きます。
さて、ではまず「自分が構えてる時」で行きましょう。
ボールがどこにある時に構え始めますか?(タイミング)
➡︎例) 相手が打つ直前。 自分のボールが相手に向かってる間。
ボールが飛んできてる時にどこにラケットがありますか?(場所)
➡︎例) 体の正面で顔の前。
その時のラケット面がどこを向いてますか?(方向)
➡︎例) 正面で構えてるので面は横向き。
自分はどういう体勢になっているか?(安定性)
➡︎例) しっかり正面を向いて安定している
このように常にチェックできてると良いですね。
(最初は頭の中が忙しいですが、徐々に慣れます。)
もし、どの場面でも常に様々な状況がチェック出来ていると、
プレーしているときに安心感があると思いませんか?
私は、いつどんな場面でも、
様々な状況の「原点」があって、常に戻る場所がある「安心感」がある。
これが打つボールの安定感に繋がる(メンタル的にも迷いがなくなる)と思っています。
それが得られたら嬉しくありませんか?
こんな感じでボレーの色んな事が解決できるとしたら、何かワクワクしてきませんか?
それではこれから職人になるために、共にがんばっていきましょう!!
私も全力で書いて行きます!!!
それでは、今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう^ ^
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