vol.1 浮き玉(チャンスボール)のハイバックボレーをネットする ①

◯ お悩み その1


これは今までで1番多いお悩みです。


では、早速行きましょう!

先ずは耳が痛いですが、1番重要なのは、現状把握です。


「高いボールをネットする。」

=「ボールが急激に下に飛んでいく。」


ですよね。

辛いですがこれは受け入れてください。

では、次。


①真ん中には当たってるけど、ラケット面が下に向いている。

②そもそもラケットのフレームに当たっている。


あなたはどちらですか??


試合に出られてる方は、①の方が多いと思います。


ちなみに②の方は、まだスクールでも中級までの方だと思いますので、

また後日取り上げて行きたいと思います。


では、①を掘り下げて行きましょう!

ここは更に2つのパターンに分かれます。


◯ 70%の原因はココ!


❶手首をこね過ぎてしまう。


   このパターンの方は、

「ボールを勢いよく叩きつけたい!」

という意識が強く、思いっきり手首を使って振るため、

思った以上にスイングスピードが上がり、

ラケット面が下を向き過ぎてネットしてしまいます。


要は、手首を支点としてラケットを動かしてしまう事で、

ラケットヘッドがグリップエンドに対して大きく動いてしまうので、

打点が定まりづらい(再現性が低い)、と言うことです。

少しでもタイミングがズレると、

早過ぎればネット、遅過ぎればオーバー、

と言うことを繰り返してしまうリスクが高くなります。


では、

ボールの勢いもつけつつ、ラケット面が安定するような打ち方…

そんなのがあったら良いとは思いませんか??


はぃ、あります!!


◯ ここがポイント!


この場合は、テイクバックはほぼ同じ位置になります。

もしくは時によっては、ボールより高くした方が良いかもしれません。


そして、コツはここからです!


高く構えたところから、手首はゆるく固定したままにして、

「一氣に肘を下に引っ張ります!」

すると、腕からラケットまで全て止まっている状態から肘を引っ張るので、

ラケットは面が上むいて止まっている所から、前を向くようになります。


しっかりラケット面が前を向いている状態で打てれば良いですが、

もしラケット面が少し斜め上を向いていても、

一連のスイングでガットに引っ掛けつつ下に引っ張ることで、

スピードと回転(アンダースピン)があるボールが打てるようになります。


先程、不安だったラケットの動きも、

手首をゆるく固定して、肘を支点として動かすことで、

打点との距離が離れ、半径が長くなるため、

ラケット面のブレる角度が大幅に減少します。

(ラケット面が安定します。)

そのため狙ったとこに打てる確率も高くなります。


◯ もうひとつのコツ


あともう一つ、感覚的な側面で言うと、

ラケットの重さを感じながら、

ラケットを手首で動かすことを考えず、

肘を中心とした腕の動きと打点(ボールとラケットの接触時)に

神経を集中させてください。


動きは上と同じで、肘で引っ張ります。


これらの動きはかなりチャレンジングですが、

是非ともこの感覚を掴んで欲しいです!


さて、いかがでしょうか?


何となく打てるイメージは持てましたか??


あ、もう一つあるって言いましたね笑


それはまた次回にしましょう。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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